数字を読み解けば、会社の未来が見える!中小企業・スタートアップ経営者に贈る、数字で語る経営のススメ

数字を読み解けば、会社の未来が見える!中小企業・スタートアップ経営者に贈る、数字で語る経営のススメ

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2023.04.18

数字で経営を語ることは、ビジネスを成功させる上で欠かせない要素の1つです。

今回はヒト・モノ・カネ、そして情報で大手企業に敵わないベンチャーや中小企業の経営者こそ、数字で語る経営をするべきというテーマによって、「数字経営にどのようなメリットがあるのか」「数字をどのように活用するか」について解説していきます。

 

数字で語る経営とは?

数字で語る経営とは、会社の売上や営業利益などの業績や事業成長の状況、顧客満足度などを数値で見えるようにした上で分析することを指します。

現状を数字として可視化することで、自社コンディションがわかるようになるだけでなく、中期の目標をどこにおけばよいのかについて、現実性をもって語ることができるようになります。

 

経営者が理想を語ることはとても大切ですが、地に足がついていない想いはただの夢でしかなく、社員がどこに向かえばよいのか迷わせてしまう原因にもなりかねません。

 

会社の船頭である経営者こそ、しっかりと数字で事業を語れるようにしていきましょう!

 

経営を数字で語る3つのメリット

数字で経営を語ることには、大きくみると3つのメリットがあります。

 

客観的に自社コンディションを把握

数字で経営を把握することで、会社の今の業績や成長状況など客観的にみることができます。数字で表したデータは、感情や主観的な意見に左右されることがなく、過去の実績との比較も容易にします。

経営者自身はもちろんですが、経営層やマネジャーと事業の方向性について議論するとき数字をもとにディスカッションすることで、現状に根差した戦略の企画や立案に役立たせることができます。

 

会社の目標を具体化

数字で経営を語ることで、目標の具体化ができます。

誰が見てもぶれることがない数字に根差した目標によって、全社一丸となって目標達成に取り組むことができます。

ただし、現状のコンディションを加味しない数字目標は、社員のモチベーションや経営層への信頼低下につながるので絶対しないようにしてください。

 

事業の問題点を発見しやすい

数字で経営を語ることで、事業の問題点発見など経営の健康診断ができるようになります。

 

数字で表したデータは客観的な現状把握につながります。

前年と比べて会社資産はどのように変化したのか、前年同月と比べて売上はどうなっているのか、営業の稼ぐ力はどのくらい上がったのかなど、外部環境の変化や自社の状態を発見するための指標としても役立ちます。

仮に問題点を発見した場合でも、早期に対策を立てることでさまざまな軌道修正方法を試すことが可能になります。

このように数字で経営を語ることで、会社の課題を明確にすることができます。

 

その際には「会社資産」「成長性」「収益性」「社員数」「経費」など自社のコンディションはもちろん、競合他社の売上や景況感なども視野にいれるとよいでしょう。

 

数字を経営に活用する具体的な方法

数字を経営に活用するためには、以下のような方法があります。

 

経営評価指標(KPI)として設定

KPIとは業績や成長の状況を数字で評価するための指標です。KPIを設定することで、会社全体が向かう方向性を指ししめすことができます。

KPI設定時は自社のビジョンに合わせて、「具体性」「進捗」「期限」「達成実現性」をもって検討することが重要です。

 

データの可視化

データを可視化して分析することで、経営の判断軸にするためには、一眼で状況をわかるようにすることをお勧めします。

例えば、グラフやチャートを使用することで、会社の業績や成長の状況をかんたんに一目で把握することができます。

 

事業への改善

売上データやリピート率、継続サービスの解約率を分析することで自社の強みをみつけたり、問題点の発見と改善に役立てたりすることができます。

 

まとめ

このように数字で経営を語ることは、ビジネスを成功させる上で欠かせない要素の1つです。資源で大企業に敵わないベンチャーや中小企業こそ、数字にこだわった経営を心がけましょう。

 

また現状分析や具体的な目標設定、強みの発見を軸にした戦略支援は弊社の得意な領域の一つです。数字をベースにした経営のために何から始めればよいか、また時間が足りないなど課題がある場合は、ぜひお気軽にお声がけください。

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