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2023.04.04
中小企業やスタートアップ企業はどうしても目の前の売上に注力しがちですが、今後さらに事業を成長させるためには、マーケティングへの取り組みが欠かせません。今回は限られている予算や人員でも効果的なマーケティングを実施する方法を紹介します。
中小企業やスタートアップ企業は、どうしてもヒト・カネなど資源が限られています。
そのため、よく経営者の方は資源を営業とその採用に集中しがちですが、そうするとどうしても事業成長が属人的属になりがちになってしまいます。一方、資源を大企業のように全方位マーケティングに向けてしまうと、企業はすぐに立ち行かなくなってしまいます。
そのためにまず取り組むべきことは、「自社にとって大切なターゲットは誰なのか？」を明確にすることです。
まずはしっかりと上記３点を明確にすることで、限りある資源をより効果的な顧客訴求に使うことができるようになります。
次にマーケティングの一環として、効果的なプロモーションの方法を紹介します。大企業出身のマーケッターは要注意です。よくある間違いとして、潤沢なお金を前提としたマーケティング活動をはじめようとすることです。まずは自社の状況に合わせて、できることから試してみてください。
そしてどんな企業でも100%できる方法があります。それは、ソーシャルメディアを利用することです。中小企業やスタートアップ企業にとって、Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアは非常に効果的なマーケティングツールです。それらのプラットフォームでは、企業は顧客との接触を増やすことができます。企業は、顧客と直接コミュニケーションを行うことで、新しい商品やサービスを自然と知ってもらうことができます（※）。
また、顧客との関係が深くなると企業に対してフィードバックをダイレクトにしてもらうことも期待できます。これにより、企業は今以上に質の良い商品やサービスを提供することができ、顧客との関係をさらによくする循環が出来上がります。
（注）SNSは物やサービスを売るためのツールではなく、知ってもらうために活用しましょう
さらに少し余力ができてきた企業にぜひおすすめしたいのが、コンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは、ブログ記事や会社動画などを作成し、それらを自社ウェブサイトやYouTubeなどおソーシャルメディアで共有することです。これにより、企業は、自社の専門知識を簡単に顧客と共有することができ、信頼関係を助けてくれます。
また、中小企業やスタートアップ企業にとって、口コミも非常に重要です。口コミは宣伝と異なり、顧客の信頼性も高く、企業にとっても費用対効果的に優れたマーケティング手法の一つです（※）。
良い商品やサービスの情報を積極的に提供すれば、顧客は自然に口コミでその企業を紹介してくれることがあります。口コミは宣伝とちがって企業側で制御することは難しいですが、顧客からの良い点、悪い点すべてのフィードバックを真摯に受け止め、改善点を取り入れることでより良い商品やサービスの提供が可能になります。
（※）ピーアール（=PRという）
最後に、効果的なマーケティングの１つにアライアンスという方法があります。
アライアンスは中小企業やスタートアップ企業が大企業とある一部の業務や販売などで、コラボレーションをすることです。
大企業の拡販力を活用したり、自社製品やサービスを組み込むことで、今まで自分たちがタッチできていなかった新しい市場に進出することもできます。大企業と組むことは中小企業やスタートアップ企業にとって大きなアドバンテージとなるでしょう。
以上、中小企業やスタートアップ企業が実施することができる効果的なマーケティング戦略の一例です。
中小企業やスタートアップ企業はどうしても予算や人員が限られているため、創意工夫を凝らしたマーケティング戦略が求められます。しかし、正しい戦略を立て、正しい方法で実行すれば最適な資源で、より多くの顧客を獲得し、ビジネスを成長することができます。
当社では、中小企業やスタートアップ企業のマーケティング戦略の立案や実行支援を行っています。マーケティングの専門知識を持った当社のスタッフが、お客様のニーズに合わせた最適なマーケティング戦略を提案し、お客様のビジネスの成長をサポートすることが可能ですので、ご相談があればお気軽にお問い合わせください。
